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【アリアの音楽話】第37号

2013/04/01

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「アリアの音楽話」 第37号

 発行年月日:2013年4月1日(月)

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【目次】

1.ごあいさつ

2. 偉大な作曲家たちの意外な交友関係

3.音楽がつないだ国交~民族の心~


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1.ごあいさつ

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春爛漫の4月がスタートいたしました。
今年の桜は美しい姿を早く見せてくれ、春を届けてくれましたね。
皆様いかがお過ごしでしょうか?

新しい季節に合わせリニューアルいたしました弊社のホームページは
ご覧いただけましたでしょうか。ご感想などぜひお聞かせ頂けると幸いです。

今後も旬なニュースを生かし、更新してまいります!
旬なニュースといえば、今年は桜の開花が史上2番目に早かったとか。


先日ご依頼があった~お花見♪桜の木の下でヴァイオリン生演奏~
「桜を見ながら、【さくらさくら】を歌った時間は格別でした。」
とお客様から喜びのお声を頂きました。

心が元気になり、笑顔が生まれる音楽を今年もたくさんお届けして参ります。
春とともに、皆様にも幸せが訪れますようお祈りいたします。

株式会社アリア ミュージックオフィス
代表取締役 堀口直子

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2.偉大な作曲家たちの意外な交友関係

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有名な音楽家・・・・たとえばモーツァルトやバッハについて一人ひとり
を知っていても、意外につながりがあるのをご存じですか?

そこで、今回は交友関係にスポットを当ててみました。

■ヘンデルとバッハは同級生。相反する作風のため仲は良くありませんでした。
バッハは音楽の父。ヘンデルは音楽の母と呼ばれています。

■モーツァルトは、交響曲の作曲をバッハの末子である
ヨハン・クリスティアン・バッハに指導受けました。

■ベートーヴェンは幼少期からモーツァルトに憧れ、目標としていましたが
17歳の時に一度会っただけで師弟関係にはなれませんでした。

■シューマンとショパンは同級生。シューマンはショパンに対し
「脱帽せよ、天才が現れた!」と言い、歌曲やピアノ小品を残しました。


こうして、後期バロック時代以降常に音楽の中心地となった
ドイツ・オーストリアの作曲家たちのつながりは、20世紀へと続き、
やがて日本の明治期の音楽教育にも多大な貢献をすることになりました。



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3.音楽がつないだ国交~民族の心~

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さる3月19日、衆議院副議長公邸にて赤松衆議院議員懇親会の
ミニコンサートのお仕事をさせていただきました。

これまでも、こうした場でお仕事をさせていただく機会がございました。

その中で特に心に残っているエピソードがございます。
チュニジアとの国交パーティーでのお仕事の時のことです。

チュニジアという国の民族音楽は、音符で表現することが非常に難しく、
日本には楽譜がありません。

チュニジア大使館に行き、宴席の席で必ず演奏される曲があることを知り
その曲をぜひ演奏したいと思いました。

そこで、チュニジア民族音楽のCDを探し「絶対音感」の力で音を具現化し
楽譜に起こしヴァイオリンとピアノで演奏しました。

チュニジアの方々は大変感動してくださり、何度も強い握手と笑顔を頂き
ました。

音楽で気持ちがほぐれ、大切な国交の場での懇談もスムーズにできたようです。

音楽はその曲が生まれたバックグラウンドの表現であるとともに、万国共通の
「ことば」であることを改めて感じたお仕事でした。

音楽の可能性は無限ですね。
音楽で「できること」をこれからも探究して行きたいと思います。


6月にはアリアの「音がく会」を予定しております。どうぞお楽しみに。